1. Home
  2. 書籍・文書
  3. 看取り士日記(234)

看取り士日記(234) 〜日本の看取りを考える〜

ビルの谷間から見える青空が澄む8月24日、「第1回日本の看取りを考える全国大会」を新宿で行う。昨年10月、看取り士とエンゼルチームの仕組みを一人でも多くの方にお伝えしたいと、この全国大会を企画した。

4月から毎月1回、東京で実行委員会を開く。大会の実行委員長となってくださったのは、鹿児島大学の奥健一郎教授。そして、副実行委員長に上田洋一様、そして舩井勝仁様のお2人。実行委員会は会を重ねるごとに人数が増え、北海道から鹿児島まで、手弁当で60人を越える方々がボランティアで集まってくださった。

長尾和宏先生の基調講演と、シンポジウム。看取りは決して忌み嫌うものではなく、良い看取りを考えていくことが人生を輝かせる。人生のたとえ99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる。出産は女の仕事だが、看取りは男の仕事と提案させていただく。

東京に拠点を持たない私たちが企画したにもかかわらず、会場は450名の定員がほぼ満席となった。お客様のお顔を拝見しながら、看取りにたいする関心の高さとボランティアの実行委員会の皆様の情熱を感じる。2025年、この国は47万人の方の死に場所がないといわれている。自宅で死ねないのではなく、自宅でしか死ねない時代がそこに来ている。ひとりひとりの命のバトンを次世代にわたすために、今、できること。それは、自分自身を大切にすること。死を隣にすえて、今を輝いて生きること。そう思わせていただいた大会だった。

永六輔氏の詩には、こうある。

生きているということは 誰かと手をつなぐこと

つないだ手のぬくもりを 忘れないでいること

めぐり逢い 愛しあい やがて別れの日

その時を 悔やまないように 今日を 明日を 生きよう

ご縁をいただいたすべての皆様に感謝 合掌

活動についてのお知らせ

  • 柴田久美子 講演予定
  • 募集中の研修内容一覧
  • なごみの里 紹介動画

書籍紹介

いのちの革命

『いのちの革命』書影

看取り士日記

『看取り士日記』書影

看取り士

『看取り士』書影

「ありがとう」の贈り物

『「ありがとう」の贈り物』書影