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看取り士日記 (255)  〜納得、満足な最期とは〜

藤の花が美しく咲く。藤の花は蔓が巻きついて大きくなるので「決して離れない」そして「優しい」と言われている。

こどもの日が終わりその翌日、早朝1本の電話をいただく。

電話の声が震えていた「妻が旅立ちました」と 。「教えられたように抱きしめて送りました。うまくできたかどうかはわかりませんが、柴田さんにお会いしてよかった」

5月5日こどもの日、猫のこと、庭のお花のこと、暮らしのひとつひとつが彼女の傍らにあった一日だったという。子供さんやお孫さんに精一杯愛されて、彼女がその命を燃やし切った。突然のことでと、ご主人が驚きを伝えられた。そして、ともに泣いた。

死が敗北なんて誰が言い始めたのだろう。

自分の病気の意味や存在意義に気付く時、死は決して敗北ではなく、納得、満足にかわる。

彼女のメッセージがその想いを伝えてくれる。

私が生きた証は、息子と2人の孫にDNAのかたちで受け継がれている。

死に向かっていた身体と心

やっと現世の身体と心 そして魂の合意が 出来ました。

こんな私ですが、誰かのお役にたてたら・・・・

旅立ちのほんの1ヶ月前、「誰かのお役に立ちたい。笑顔になれるように」と。身体の辛さに負けない強さ、それが真のやさしさと彼女は教えてくれた。

命を燃やし、私を導いて下さった彼女に感謝 合掌

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