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看取り士日記 (262)  〜輝く瞳に誓う〜

妖精の輝きを花言葉に持つ赤い木瓜の花が可憐に咲き私の心を晴れやかにする。

出張の朝、私の携帯電話に連絡が入る。

「柴田さん、施設入所中の母が救急車で病院に運ばれた。意識がないというのだけれど、“母さん、命のバトンタッチができていないから、待ってね”と祈ると、私の心が強くなれた。

そして今、母さんの意識が戻った。嬉しくて、嬉しくて、そのことを伝えるために電話したの」との喜びの声だった。

その後、鹿児島県、住吉小学校での講演会。かわいい児童の皆様のキラキラ輝く笑顔が眩しい。命のバトンのお話。

先ずは「誰が最初に自分の声を聞くのでしょうか?」と問うと、当たり前の様に「みんな」と答える。「その前に聞くのは?」と問う。しばらく考えて嬉しそうに誇らしげに「自分」と答えてくれた。だからみんな良い言葉を使おうねと言うとウンウンと頷く。

私の著書『ありがとう おばあちゃん』の絵本をDVDで読み聞かせ、人は命のバトンを最期に渡すと話す。

最後の感想では、「小さな頃亡くなったおじいちゃんは僕に命をバトンしてくれたのですね」「今、認知症のおばあちゃんと暮らしています。何回も同じことを言うので、嫌と思っていたけど僕に命をくれる人なので、これからおじいちゃんを、大事にします」「親孝行します」と素晴らしい感想をくれた。

子供達の感想は、私の話を今の暮らしに落とし込み自分の出来る事に展開していく。この素晴らしい子供達の才能に感動した。

現在、看取り士204人、無償ボランティアエンゼルチームは全国に233支部。看取りに寄り添うやさしい人々の輪はどんどん広がりつつある。

愛の中で生まれた私たち。愛の中で旅立てる社会をこの子たちに手渡したいと願うばかりである。キラキラと輝く瞳で素直さを教えてくれた児童の皆様に感謝 合掌

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看取り士日記

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