全ての人の尊厳が認められる未来へ
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子供が生まれた場合、今現在の社会の仕組み、家庭の状態では子育てをするために仕事をやめる、あるいは長い休暇をとらざるをえないのが現状です。もちろん、生まれたばかりの赤ちゃんのためには親と長い時間一緒にいることが大切。けれど、現在のように母親のみが仕事を辞め育児に携わるのは自然な形なのでしょうか?
核家族が当たり前になる前、家には赤ちゃんにとって祖父母にあたる幸齢者様がいました。そして子供達は両親からの愛だけではなく、幸せに齢を重ねたおじいちゃんおばあちゃんからも愛を受けていました。
私達は今一度、この子供達と幸齢者様達の関係を見直すべきだと考えています。
そして、その関係を見直し、さらに母親が安心して働ける……そんな「子供のいる職場」を実践し始めました。


今、なごみの里では 1 人のスタッフ(2 歳児)と 1 人のボランティアさん(0 歳児)が子供連れで出勤なさっています。幸齢者様と触れ合ったり、職場にいるほかの「ベテランお母さん」に育児のアドバイスを聞いたり、スタッフがあやしたり。
時々交わされる 92 歳の幸齢者様と 2 歳の子供との会話に、スタッフ達の顔にもふっとほころびが浮かびます。こうして、小さな幸せを少しずつ数えながら、なごみの里の日々は過ぎていきます。