全ての人の尊厳が認められる未来へ
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以前から何度か取り上げさせて頂いています静岡県の支援者様である小澤明美様が、12月1日、スタッフの皆様、地域の皆様とともに「みんなの家・野に咲くすみれ」の施設内覧会を無事に終了されたそうです。本当に心から、おめでとうございます。

地域の方々とともに歩む施設を目指してこれから歩んでいかれるとのこと。遠く離れた静岡の地に同じ志の方々がいることを想いながら、私達もまた幸齢者様に寄り添っていきます。
松江なごみの里の最後の入所者様が11月29日に施設へと移られました。
松江なごみの里は家族と地域、そしてスタッフとの連携を掲げて昨年8月にスタート致しました。開所以来、入所の問い合わせが続き、満床になったのは皆様にお知らせ致しました通りです。しかし、この問い合わせの背景には、長期療養型病床の廃止がありました。
松江ではこれを受けて老人ホームが数多く開設されました。島根県は高齢化率日本一と同時に、施設充足率も日本一です。他県のように、施設に入所する際に年の単位で待つ必要もありません。その背景があって、残念ながら十分な協力体制を構築することができませんでした。
何よりも、私自身の力不足があり、松江なごみの里に対して十分に力を割けず、責任者の育成や発掘、ボランティアの方々への声がけや地域の皆様との対話に十分に時間を割くことができませんでした。
今回、地域の相談役様とお話させて頂き、現状、松江なごみの里がカバーする地域での入所希望者様がいらっしゃらないこともあり、松江なごみの里はこの幸齢者様を最後に閉鎖する決心を致しました。
松江なごみの里に捧げて下さった多くの方々の真心を思うと言葉もありません。心から深くお礼申し上げますとともに、お詫び申し上げます。
松江の閉所とこのお知らせが重なったのは全くの偶然なのですが、来年、出雲に新たになごみの里を立ち上げる計画が本格的に動き出しています。松江の開所の時と同様に、地域の皆様のご尽力によって、次々と具体的な話がまとまっている状況です。
今回、私も松江の閉鎖を受け、出雲なごみの里の責任者とともに、新たな形での「なごみの里」、そして「看取りの家」の形を模索しています。出雲も当然島根県の都市です。松江と同じ状況下で、どのような形でのなごみの里が地域の幸齢者様に最も貢献できる家となるのか、また私の願いである「全国に看取りの家を」はどのようにすれば実現できるのか。出雲なごみの里をその橋頭堡とするべく、計画を進めています。
松江なごみの里が開所してから1年と3ヶ月。開設以来多数の方々の御支援を頂きました。お一人お一人のお名前をここであげることはできませんが、スタッフ一同、本当に感謝しております。残念ながら松江は閉所となりましたが、私どもはこれからも幸齢者様に寄り添い、死の文化を発信し、全国の幸齢者様の尊厳が認められる社会に向けて、歩み続けていきます。どうか変わらぬ御支援を頂けますよう、よろしくお願いいたします。
感謝 合掌 柴田久美子

先日お伝えしました出雲なごみの里、正式には下記のような運びで開所することになりました。出雲なごみの里は出雲市の皆様の御支援を頂きながら、なごみの里の研修生だった板倉美子さんが、特定非営利活動法人なごみ会を設立、なごみ会を運営母体としています。
現在入所者様、ボランティア様を随時募集中です。隠岐なごみの里とともに、皆様のご尽力を頂ければ幸いです。