全ての人の尊厳が認められる未来へ
今日は 1 月 2 日。
なごみの里前の港に停船する船がとても凛々しく、大漁旗が潮風にはためいています。毎年の風物詩。朝日が登る前に、船は海の神様が祭られている小島に向けて、漁師さん達の祈りをのせて出かけていきます。
冬の時化た海は、見ているだけでもおそろしく目を覆いたくなるほどです。「何度も死の恐怖を味わった」。そんな中に出かけていくベテラン漁師さんが話しておられました。
「わしもこれで終わりか。そう思う時、不思議と時間が止まる。そして手を合わせ祈っていると、何故か救われている」
海が漁師さんを飲み込もうとした時、不思議と救われる。命を諦めようとした、その瀬戸際で希望の光を見る。知夫村ではこんな話を良く聞きます。
その話を聞いた同じ日、「死にたい」。そう言う人に出会いました。
私は信じています。人は皆、向上心があります。今日より明日はより良いあなたに変わっています。どんなことがあったとしても、私はあなたを信じています。
私たちは、産まれでたその時に、両手をしっかりと握り締めて生まれてきました。握り締めた手に、希望と真心を持って生まれてきました。その時から、今日の自分より明日の自分が良くなることを約束されているのです。
今こそ、あなたがその手に握り締めていた希望を感じて下さい。それは、いつもあなたのそば にいます。たとえあなたが忘れてしまっていても、それはいつもあなたと共にあります。今日という日より明るい明日を想像し、そしてゆっくりと手を合わせてみて下さい。あなたのことを信じている人々がいることを、感じてください。
どうか忘れないで下さい。
どんなことがあったとしても、私はあなたを信じています。
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