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介護日記 (165) 〜自らを差し出す心が愛〜

島の朝は清く冷たい。その冷たさが私の心を清めてくれる。

今朝も支援者の金子陽紅様から応援ファクスが届く。

朝の定期便になっている。この方は寝た切りの奥様の介護を 20 年以上もお 1 人でなさり、私たちを励まして下さる。

二つに一つ どちらがいいか迷い道
お風呂に入れるか入れないか
入れてあげたい気は一杯
お風呂に入れるとガクッとくる
その後の事に心配がある
以前お風呂は大好で
湯につかっていると いい笑顔
忘れられない いい笑顔
とても嬉しく楽しそう
その顔思えば 入れたいけれど
ふみいにきけば一番いいが「入る?入らない?」
ふみいはどちらも返事がないの
返事があれば一番いいが 私が決める事になる
清拭をつねに ていねい気持ちよく
やってあげよう やってもらおう ねえふみい
これでいいね ねえふみい

朝礼で皆の前で読み上げ心に落ちていく。「愛は近きより」と言う言葉を実践なさるこの御方の教えも幸齢者様あればこそ。重度障害をお持ちの幸齢者様を、心の中に受け止める。深く深く受け入れる。そこから産まれる愛。自らを差し出す心が愛の根だと教えた幸齢者様に感謝、合掌。

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